第26章 手のひら
*裏(〜P1198)
背中を窓に押し付けられてる状態で
Tシャツを捲られ、ジャージ越しに冷たい窓の温度が伝わる。
「…あ、寒いか。 鳥肌」
『…あったかくして?』
「…ん」
『もういつでも…』
さっきキスしながら上も下もあっちもこっちも触られたので
わたしの身体は準備万端といったところなわけで…
「おれに触られるの気持ちいい?」
『…ん、すごく気持ちいい』
「…ん。知ってる」
『………。 わたしに触るの気持ちいい?』
「うん。すごい気持ちいい。 触るのも触られるのも」
研磨くんにキスしながら、硬くなったのに手を伸ばす
さっきもう何度か触れてしまっているそれ。
しっかり硬く主張してる
ウエストに手をかけそっと下に下げ、直接触れる
指でそっと、なぞるように
それから片手でそっと包み、上下に動かす
ゆっくりしたり、先っぽを指で弄ったりしながら
研磨くんがわたしのズボンを下にずらしたのでそのまま片足を抜くと
椅子を引き出してわたしの足をそこに乗せる
開いた股に研磨くんのをあてがい、
擦るようにすると互いの体液でクチュクチュと音がなる
「…あー このまま挿れたい おれ最近バカっぽい」
『わたしも一緒』
「………」
研磨くんのがそのままはいってくるのはほんとに気持ちがいい
きっと、最後までするとそれはもっとすごいんだろうなって
快楽に溺れそうになる
研磨くんはジャージのポッケから包みを取り出して、
すっかり慣れた手つきでさっとつける
「ずっとおれのでいて」
『…んッ……』
そう囁いて下からぐぐぐっと研磨くんのが入ってくる
「…穂波、すき」
根元まではいるといつものようにぎゅうと抱きしめてくれる
それから甘く優しいキス
ずっとおれのでいて…
前にも言ってくれたけど…
ほんと、研磨くんはずるい。