第25章 秋刀魚
ー研磨sideー
前に一回された、喉のさらに奥に咥え込まれるみたいなやつ
気持ちいいのと、
なんか支配してる感じがあるのとで、
すぐイキそうになった。
もーいいや、一回イってからまたしよっととか
回らない頭で思ったんだけど。
穂波は奥できゅうと咥えてたのをふわっと緩め、口を離した。
寸止めってやつだ。
…今日、今のところ穂波はおれ以上に楽しんでるように感じる
この、なんか主従関係っぽいやつ
俺の足元に正座して足の指を舐め出したのはヤバかった
そっからも綺麗な姿勢のまま、奉仕するみたいにおれに触れて、
今がこれ。 …ほわんとした顔してるし、めちゃくちゃにしたくなる
穂波は舌を伸ばして裏筋をゆっくり舐める
わざとなのか知らないけど、
穂波の長い舌が見えるのがそれはまたエロい。
イキそうになったのが一旦落ち着いてきた頃にまた
さっきの奥の奥まで咥えるのをしてくる
それでまたもう無理…ってなったとこで寸止めされた。
今度は先っぽに口付けたり、
玉を優しく口に含んだり舐めたりしてくる。
「…ん………」
優しくてエロくて… とろとろのほわほわだ…
また喉の奥まで咥え込む。
おれの太ももに片手を添えてとんとん、ってナカにするみたいに
小刻みにに頭を動かしてる
これってもしかして、前も思ったけど穂波も気持ちいいのかな
苦しそうなのに… なんか顔が、様子が、それだけじゃない感じするんだよな
心理的にっていうより 物理的に…
喉の奥でも感じるのかな… 奥が深すぎる 謎が深い
『ふぇんふぁふん、ふぁひふぁんふぁへへふ?』
(研磨くん、何考えてる?)
「はっ? えっ? ちょっ…」
咥えながらいきなり話すから、
振動がやばい
慌てるおれを知ってか知らぬか、
喉の奥をキュッと締めて、こきゅこきゅと音をさせながら頭を動かす。
あーもう無理。マジで無理。
…でもまた寸止めかな
穂波の後頭部に手を添えて、
動きに合わせて自分でも腰を動かす
苦しくしちゃうかもだから、今できる範囲で加減して。