第25章 秋刀魚
ー穂波sideー
「…ッ………」
研磨くんがわたしの頭を優しく抑えて、
自分で腰を動かしだした。
…焦らしすぎちゃったかな
でもたまらなくかわいく、愛おしく、そして気持ちいいのと、
優しい動きとは言え、喉の奥を犯されている感じにゾクゾクが止まらない
「…ぅ………」
口の中でビクビクとした研磨くんのそれが一際震えてから
ぴゅっぴゅっーって喉の奥に白欲が吐き出される
飲み込みそうになるのをなんとか堪えて口の中に溜める
「…ハァ………やば…」
研磨くんは頭を優しく撫でながら、ぼーっとしてる
口の中にはまだ研磨くんのが含まれていて…
敏感になってるその先っぽに舌を絡める
「…ん………」
してもいいかな?と、首を小さく傾げ目くばせで尋ねる
「…いいよ、きもちいい …やばい………」
研磨くんの精子を口内に溜めたまま根元から咥えて
先端に向かって押し出すように動かしてから先っぽを優しく吸うと、
まだ残ってたのがぴゅーっと数回に分けて出てくる
たまらなくかわいい…
もう全部出たかな?ってとこで、優しく口を離した
「あーもう、穂波」
研磨くんはふにゃーっとわたしの前にしゃがみ込んで頭を掻く
「かわいすぎ… 誰にも渡したくない… ずっとおれのでいて」
こくこくと頷く
…ずっと研磨くんのでいたいです。
「あ、口に入ってるのか… ティッシュ……… …やっぱ飲んで?」
わざとじゃない、ティッシュを取ろうとした動作の流れ、
偶然の賜物ですこし上目遣いになってわたしに、飲んで?って言う。
ずるいっ ズルすぎる…
胸の奥がきゅううんってなる
口の底に溜めるようにして一度口を開いてみる
わたしの口の中にたっぷりある研磨くんの白く濁ったやつ
「………」
研磨くんの瞳が揺れる
ごくんっと飲み込むと、
困ったように眉を少し顰め、
形容し難いほどに優しい顔をしてわたしを抱き寄せてくれる