第25章 秋刀魚
クロ「いけばいいんじゃねー?近くですんならみにいくのもいいしー」
夜久「俺今日、周平ん家遊び行こうと思って」
クロ「あ、まじ?俺も行きたい」
灰羽「祭りはどうするんすか?」
夜久「ツトムくんが途中だから拾ってってくれるって」
灰羽「そっか!うわー迷う!周平さん家行ってみたいけど、カズマのスケボーもみたい!」
カズ「…別に来なくていいけど」
灰羽「なんだとカズマ!生意気だなー!」
山本「お前にそれ言われたくねーだろうよ」
灰羽「でも!歳の差全然違うじゃないっすかー!」
夜久「お前歳の差とか気にすんだな」
灰羽「夜久さんー!俺結構気にしてますって!」
夜久「嘘つけ」
カズ「…うるさ」
そんな感じでうるさ… 賑やかな朝食を終えて、
片付けたりなんやかんや。
「研磨は?うち来る?」
「あー…」
周平の家はすごいかっこいいってアキくんが言ってた。
行ってみたい。けど、…んー
カズ「研磨に浴衣着せたいって穂波言ってたけど」
「…あぁ、うん」
周平「ま、研磨はまた来る機会山ほどありそうだしいっか。また来い」
「…ん、じゃあそうする」
結局周平の家には虎とクロ、夜久くんが行くことにしたらしく
部屋を片付けて、ちょっと掃除とかして出て行った。
みんな今日の◇◇川での夏祭りに行くらしい。
人多そうな祭りだけど、奥上で花火見たりできるならのんびりできそうでいいなって思う。
河川敷のとこにあるちょっとひらけたとこにスケボーに行く。
福永、犬岡、リエーフと一緒に6人で向かった。
ツトムくんは機材の手入れするから残るって。
「なんでこんなにいっぱい来るわけ」
カズマは不服そうにしてたけど
まぁ、スケボーし始めたら穂波と2人きりみたいな空気にいつもなるし
そしたらまぁ、楽しそうにはしてた。
オファーの数がすごいって言ってた。
カズマのスポンサーに付きたくて、いろんなとこが声をかけてくるらしい。
上手いだけじゃなくて、いろいろ映える見た目だし、目を引く雰囲気を持ってるし、
単純にバックアップしたいって気持ちが大前提だろうけど、
確かにいいプロモーションになるだろなと思う。
スポンサーにつくってのはおもしろそうだなーとか考える。