第25章 秋刀魚
*裏(〜P1027)
「…あれ、結構いっちゃっていいのか」
浴衣を痛めないようにか、
衿元をやんわり開いてくれたのだけど、
ちょこちょこと直していたし、
今日はそもそもしっかり着れてたので
研磨くんが思ってるようには開かなかったみたい。
研磨くんはさっきより力を入れてぐぐっと衿元を開く。
「…あー、ちょっと。 だいぶやらしい…」
そうぽつりと呟いて、露わになった胸を優しく弄る。
「下着、着けてないんだね…」
『…ん、和装の時は付けないのがすきで、つい…
だからはだけないようにちょこちょこ直してた』
「…ふーん」
唇が重なり研磨くんの舌がわたしの舌を絡めとる
同時に片手が太腿に触れ、脚の裏側に手を回し、
膝を曲げさせ上下に行ったり来たり、ゆっくりと優しいタッチで指が這う
唇から離れて、こめかみ、耳、首筋、デコルテを通って胸へと降りていく
膨らみに優しく口付ける
…ちゅっ ちゅっ って小さく音をさせながら
胸のいろんなとこ、でも突起以外にキスを落としてくれる
胸元で起きてる愛おしく気持ちいいけど、
焦ったい動きに気を取られてると
研磨くんの指が下着の下に滑りこんできてそっと割れ目をなぞる
くちゅくちゅと水音が聞こえる…
するーっと下着を丁寧に脱がされ、割れ目を指が行ったり来たり上下する
『んんッ………』
次は下の方に気が行ってるのを見透かしたように
胸の突起に研磨くんはやわく吸い付く
またそっちに気が行ってると、
ずぷぷ…と指がナカにはいってきて…
『…あっ………』
身体はどんどん反応し、脚を広げて腰を浮かせてもっと欲しがる