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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第25章 秋刀魚








「はだけた浴衣、エロい。 …このまましてもいいの?」

『…ん、いいよ。 …あ、でももうちょっとまくって?』







お尻の下に浴衣の布があると、シミになっちゃう







「………なんか、やらしい、それも。全部やらしく感じる」

『………』

「おれちょっとコーフンしてるかも」

『研磨くん…』







いつもほんといきなりそういうこと、普通に言う。









興奮してるとか言うけれど、
研磨くんの目から冷静さは消えてない。

冷静でありながらも色を孕んだ綺麗な琥珀色の目。
優しくわたしの目を捉えながら、
そっと後毛を耳にかけてくれる。

わたしも、研磨くんの顔に手を伸ばし、
顔にかかった髪の毛も一緒にすくって両手で頭を包む

研磨くんの顔がじりじりと近づいてきてまた、唇が重なる
確かめ合うように、会話するように、何度も 何度も 口付ける。








「…あんま、ゆっくりしてると誰か来るかな」

『…んー、みんなそっとしといてくれそうだけど』

「…ん。 ま、鍵かかってるしいっか」








そう言って研磨くんはまたナカに沈めたままの指をとんとんと動かし始める。

いつもの、強さで。いつもの、優しさで。いつもの、リズムで。



身体が悦んでるのがわかる。
わたしの身体を知り尽くした研磨くんの指。
わたしのこころだけじゃなく、身体も、
研磨くんのことが大好きで、いつだって求めてる。








『……んッ… あッ…』









自分のナカがヒクヒクと波打つのがわかる

研磨くんの指はまた、いつものように、
絶妙なタイミングで強さを増す。速度を増す。
あくまでも優しく… でも少し激しく。








『…んぁッ………』









ビクビクっと身体中が波打つようになって、
それからふわぁと力が抜けていく











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