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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第24章 かぼちゃ







調理室にトレーを返して、
お風呂の用意をしに部屋にもどる。






犬岡「ぅわ!なんすか!これ!」

芝山「…タヒチのお土産だって。穂波さんからだ」






合宿に合わせて買ったのかな、
箱入りの個包装の焼き菓子とチョコレートがわかるように置いてあって。
それから、それとは別で前ハワイのお土産をくれた時みたいに
部員の人数分の小さな巾着と袋ががまとめて置いてあった。
2、3年には紙の袋、1年には巾着にスタンプが押してある。

前におれたちが名前の入った巾着を、
テーピングとかイヤホンとかそれぞれちょっとしたものを入れるのに使ってるのをみて、
リエーフと犬岡が羨ましがってたからかな。






犬岡「なんか、サプライズみたいで嬉しいっすね!しかも研磨さん甘いの食べたいって言ってたし」

芝山「俺もこの巾着いいなって思ってたんだよね。これで音駒部員みんな持ってるね」






2人とも嬉しそう。
この顔を見たら、穂波の顔はまたかわいく綻ぶんだろうな…















おやつを食べながら少しゲームしてから銭湯の用意をして校舎を出ると、
ちょうど校門出たとこで、穂波がこっちに向かって歩いてきてるのが見えた。






犬岡「穂波さんの隣にいる人、あれ、誰ですか?」

芝山「…小学生?あれ、穂波さんって末っ子だったよね」

研磨「………」





周平とカズマがいる。
周平と穂波がスケボーにのって、
カズマは穂波と手を繋ぎながら横を軽く走ってる。

カズマって走るんだ。なんかちょっと新鮮。






周平「おー!研磨!」

研磨「穂波、おつかれさま」

『うん、研磨くんもお疲れさま!犬岡くんと芝山くんも!』

研磨「…あ、お土産ありがと。ちょうど甘いの食べたかったからすぐ食べた」

『ほんと?よかった。溶けてなかった?』

研磨「いい感じに柔らかかった」

『そっか、よかった』

周平「おーい!俺らもいるんですけどー!」










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