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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第5章 夏








今日は花ちゃんの現代フラのレッスン。



花ちゃんとは小さな頃から仲良しで、
今日はレッスンの後、一緒にうちに来ることになっている。



花ちゃんと電車に乗って家に着くまでいろんな話をした。

ハワイでのこと、研磨くんとのこと…
花ちゃんのお話いろいろ、
それからわたしが始めようとしてるレッスンのこと。



「花〜!久しぶり〜!」

お母さんがハグで花ちゃんを迎える。
これが我が家の仲の良い人たちとの普通の光景。

花「心さん、久しぶり〜」

心はお母さんの名前。
お母さんとお父さんはつまみながらお酒を飲んでる。

母「穂波、研磨くんBBQ来るって?」

『うん、来ると思う。研磨くんの友達も誘った』

母「やった。早く会いたいなぁ〜 アキが先に話しちゃったんだもんなぁ」

花「え?何でアキちゃんと研磨くんが?」

『ハワイにいるときにSkypeで。
でも研磨くん寝てたし時間なかったしで、喋るってほど喋ってないよ』

花「? 寝てた…? ま、いいや」

『お母さんここにあるの仕上げればいいの?あ、花ちゃん座ってていいよ』

花「ん、ありがとう」

母「そうそう〜そっちは混ぜて、そっちはゆがいて〜」


お母さんが台所に用意してくれてた夕飯を仕上げる。

ガドガドとフォー。
インドネシアのサラダとベトナムの米麺。


花ちゃんに渡して、自分の分も持ってくる。


『お待たせ〜』

花「わー、フォーだ!心さんのフォー大好き!」

母「でしょー、昨日穂波から花ちゃんが来るって聞いてじっくりスープとっといたよ」

花「ありがとう♪いただきます〜」







食事のあと、部屋に上がって、
レッスンのことについて話した。

いつもタヒチアンを習ってるところで、
土曜日の午前中に子供向けのクラスを開いてみようと思っていること。
それから、受けるレッスンも増やしたいなと思ってること。

「…でも、研磨くんとの時間なくなっちゃわないの?」

『研磨くんもね、部活いっぱいしてるから。その辺は大丈夫!
家も遠くないから、夏休みの間も少しずつ会えてるし』

「そっかそっか。わたしならマネージャーしちゃいそう。
なみは流されないねぇ」

『いや、流れてはいるかも 笑 でも波は見極める 笑』

「きゃ!名言!笑」







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