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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第5章 夏


*微裏*








「………で、どうだった?昨日の夜」

「…………」

「…別にお前らのプライベートなことを何もかも聞くつもりはねぇよ。ただ、なんつーか…」

「…いいよ。わかってる。…心配してくれてるんでしょ」

「………」

「…ねぇ、クロ。女の子がイク時ってどんな感じなの?」

「……! んー…、俺もよくわかんねぇけど、なんか奥の奥に挿る感覚のあとどんどん締め付けがすごくなって、
痙攣?なんかピクってしたかと思うと、腕の力とか抜けたみたいになって、
でもあそこの締め付けだけは最骨頂にすごい、みたいな…
  わりぃ、俺、最中にそんな冷静に分析できねぇもん。これが精一杯だわ」

「………(よかった。たぶん穂波何回かイケたかな)」

「なんかその、イッたあとに動かすとヤバいっていうけど…」

「………(普通に動いちゃってたかも)ヤバいって痛いの?」

「………いや、多分良いってことじゃねぇの。少なくとも男の俺はヤバいくらい気持ちいい。
すごい締め付けのなかの我慢勝負みたいな……?
相手もいやいや言いながら、受けれ入れてくれるし、良いんだと思ってるけど、こうやって聞かれると分かんねぇわ。
男女共に個人差はあるだろうし…(いや俺は一体何を喋らされてるんだよ…)」

「……ん。ありがと」







家の前に着いたので、それぞれの家に帰る。








家に帰ると母親に昨日のことを注意され、
洗濯と弁当を出すように言われた。

「…洗濯はしてきた。…コインランドリーで。臭くなるし…
弁当は、夜久くん家の台所借りて洗っておいた」






適当にそれっぽい嘘をつくと、すこし感心したような顔をしていた。
…穂波が全部してくれたし、言われなきゃ気づかなかったことなんだけど…








「……母さん、虫刺されの薬、どこだっけ」


ついでにもう一つ、予防策の嘘をつく。









穂波は明後日から宮城か…
烏野ってどんなチームなんだろ
…ま、別にいいんだけど











  
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