• テキストサイズ

【ONE PIECE】人はそれを中毒という

第16章 番外編 キスしよう


6.インサートキス、サーチングキス、
  オブラートキス、カクテルキス、
  クロスキス








「は…キス…ながっ」
「たまになら悪くねぇだろ」
「それでも、長っ」

厭らしく腰から尻を撫で回してくるがそれ以上には進もうとしない。
すっかりと此方は出来上がっているのに涼しい顔して楽しそうな笑みを浮かべるローが憎くたらしく見える。

肩を掴んでいた両手をローの両頬に持っていき、舌だして、と言えばニヤッと笑って濡れる舌をだした。
一泡ふかせてやろうと、付き出された舌を唇で食む。そこから唾液を絡ませた舌を沿わせ十分に滑らせたら、口淫するようにぐぽぐぽと強弱を付けてローの舌に吸い付いた。
そのまま続けていればもっと、とねだるように後頭部の手の力が強まり髪をくしゃりと握った。









「体力ねぇな」

荒い息をするクロエに対し余裕そうなロー。
結局彼を乱すことは叶わなかったが、欲情は十分に掻き立てることはできたようだ。
ズボンのなかで窮屈そうに存在を主張しているのがなによりの証拠。

強烈な雄の香りにくらりとするが、苦しそうなのは彼も変わらない。こちらが切羽詰まる姿を晒すのも癪で、余裕の笑みを顔に張り付け、出してあげようか?と問えば、口角をあげながら、先程のように後頭部に回された手でくしゃりと髪を撫でられた。

「…余裕あるように取り繕ってるけど、お前のここも大変そうだな」
「んっ」

ローに下着の上から秘部を押され、甘く痺れる体。
余裕がないからやめてほしい。
上に乗れよ、と体の向きを変えるローに従えば、勝負しようかと呟いた。

「先にイった方が負けだ」
「負けたら?」
「願いを1つ聞くこと」

寝転がるローの上に股がる。
前後を反転させられると、腰を掴み体を倒された。

「本気でやらねェとお前はすぐ負けるぞ」
「…"もうやめろ"って言わせてやるから!」

目の前に反りたつローのもの。
ぱくりと咥えることでコングがなった。

シックスナインで始まった遊びは、クロエの"やめて"も無視されるのだった。












インサートキス〉舌を入れ合うキス
サーチングキス〉歯茎を舌先でなぞるキス
オブラートキス〉少し強めに相手の舌を包むキス
カクテルキス〉唇を吸ったり、舌を噛んだりするキス
クロスキス〉唇を離さず密着させたまま行うキス


/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp