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【ONE PIECE】人はそれを中毒という

第13章 ハートの海賊団


手を離すまいと閉じる脚に、耳元に唇を寄せた。

「もっと気持ち良くしてやるから足開け」

そう低音で囁けば、切な気な喘ぎを漏らしてゆっくりと足を開くクロエ。
すぐにその間に体を入れ内腿をつかみさらに大きく開かせれば、不安定な場所だからかぐらつく体を後ろに手をついて支えていた。

中指に続き人差し指や薬指を入れても容易く飲み込む秘部。
それでも久々の行為だからきちんと解しておかなければクロエがツラくなる。
滾る熱を突っ込みたい強い衝動が時折襲うが、なんとか繋がっている理性がそれを押し込め指を動かした。
だがそれも時間の問題。
理性の糸なんて、今や蜘蛛の糸よりも細くなっているのだから。

「う、あっ…ローッ、」

顔どころか胸辺りまで真っ赤にして快楽に酔うクロエに生唾を飲む。
蕩けた瞳は涙が溜まり、唇は互いの唾液でいやしく濡れる。
堪えるように目蓋を閉じればぽろっと涙がこぼれ、無意識にそれに唇を寄せていた。

「こんなんで一時間もたねぇだろ」
「ふ、…む、り…ゃんっ」

唐突に空いている手で胸の突起を摘まめば一際強い快感が脳を突き抜けた。

「上手にオネダリ出来たらイカせてやるよ」

くちゅ、と耳を愛撫しながらイケない程度に緩く擦る。
自分も一時間なんてもつかどうかわからないが、挿入しなければいいはずだから、愛撫でイクのはアリだろう。
先程フェラされたときは危なかったが、やはり男としては先に女をイカせたい。

「ん…ろぉ…」

もぞっと腰を揺らし、どこか視線も言いにくそうに揺れる。
一度ごくり喉をならしたクロエは、ローの顔を引き寄せ、唇の中の舌をむにっと摘まむ。
そして自分の欲に忠実な誘い文句にてローの理性を裂いた。

「ローの、舌で…気持ち良くなりたい。舐めて…」
「ふっ、まかせろ」

その言葉に従うようにローはクロエの下腹部に顔を寄せる。
期待に満ちたクロエの手はローの後頭部に添えられる。
ナカに入ったままの指はそのままに、膨れて主張する秘芽にかぶりついた。

「ひっ…あぁあっ」

小さくだがイッたクロエに追い討ちをかけるように埋めた三本の指を動かしざらつく内壁をする。
舌は割れ目から秘芽と世話しなく動き余すとこなく性感帯を攻め続ければ、甘い声は次第に甲高く切羽詰まるものへと変わった。


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