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【ONE PIECE】人はそれを中毒という

第1章 今の二人


ビーチチェアの網目が痛いと文句を言ったクロエを抱えて程よく冷えたベッドルームに入る。
真っ白なシーツに横たえてやり、自分は上半身の衣服を脱ぎ捨て彼女の上に跨がる。

キスをしながら手は彼女の最後の衣服へとのびる。
下着の上から彼女の秘部に指を這わすとじわっと水分が滲んだことに、おもわず口角があがった。

「おまえもツラそうだな」
「あっ…」

そのまま豆のあたりをぐりぐりと押してやると腰がビクビクと揺れる。
抵抗なのか秘部に触れるローの腕を掴むクロエの両手を一纏めにして彼女の頭上に縫い止める。
胸に唇を這わせながらもう片方の手は器用に下着を脱がし、濡れてテラテラと光るそこに触れた。
あふれ出る愛液を指に纏わせて、1本ずつ中に差し込んだ。

「んっ…んぁ」

短く吐き出される息に混じって甘い声が響く。
全体を解すようにぐりんと指を回し、慣れてきたところに指を追加する。

「ふっ…んっ……ロー」
「…?」
「キス…して?」

快楽の波が近くなってきたのかきゅっと眉根を寄せてこちらを見るクロエ。
彼女の望み通り深くキスをしてやると同時に、やわやわと動いていた指をざらついた肉壁に強く擦り付ける。
びくっと指の動きに敏感に変化に反応するクロエに、追加でぷっくりと膨らんだ豆も親指の腹で撫でた。

「あっ…あ、それっ…」
「好きだろ、これ。複数攻められんの」
「やっ、耳元で……」

ローの声に弱いのも知っている。
より一層強くしめる肉壁に、絶頂に導いてやるため彼女の反応に集中した。

「はっ…あ、も、…」
「ほら、」
「ひっ…」

ぐりっと強く豆を押し込んでやると、強い快感にクロエは体を何度か震えさせた。
絶頂を向かえている間もやわやわと弱い刺激を送っているとクロエの目尻から一筋雫が落ちた。

「余韻に浸っているところ悪いが、俺もそろそろ限界だ」

いまだ荒い呼吸をしているクロエの足を再び開かせ、ズボンを下げて取り出した男根をクロエの蜜壺に擦り付けた。
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