第2章 花笑み 琲世
「琲世…ベッドじゃダメ?」
「…もう、我慢しないからね」
琲世の声にゾクリとしながらも、ベッドにお姫様抱っこで連れて行ってくれる琲世に身を委ねた。
優しくベッドに寝かされる。
琲世は上の服を脱いで、私の上に覆い被さると私のブラウスのボタンを外し始めた。
恥ずかしい…!目を瞑るとちゅっっとされて、そのままキスが深く、深くなってゆく。
「んっ…、んん」
気付けばブラウスのボタンは全て外されていて、琲世の指は私の胸をやわやわと揉みはじめた。
「…すごく柔らかいね」
さっきまでとは違って、穏やかな口調の琲世。
「恥ずかしい…んだけど…」
「大丈夫、綺麗だよ」
目を見るといつもの可愛い瞳がこちらを見つめていた。
「琲世…好き」
「僕もの事がずっと好きだったよ」
「それは…嘘」
ちょっとだけ睨むと、琲世は笑ってて嘘じゃないよ?ってちゅーされた。
ドキドキ…、琲世かっこよすぎ。
また沢山のキスをされて丁寧に下着も脱がされ、初めて身体を重ねた。