第1章 花信風 滝澤 /平子
その後は書類整理をしながら雑務を行った。
基本的にはお二人の書類整理。
事務的なお手伝いからで、実践はまだ行かせて貰えないみたいだけどアカデミーで学んだことを実践でも活かせれるようにしなければ!
就業の時間になり、篠原特等と鈴屋先輩は帰られるようだったのでご挨拶をして、法寺准特等のところに滝澤先輩がいると聞いたのでご挨拶に行くことにした。
「…もう帰っちゃったのかな…」
法寺班のある階へ行っても誰もいなくて、でも電気はついてる…。
うーんと悩みながらウロウロ廊下を行ったり来たりしていると、
「…お疲れ様です、、ん??」