• テキストサイズ

うちの旦那が可愛すぎる。

第2章 ふたり


わたしの肩にもたれかかって、気持ち良さそうに寝ている彼。

出会った時から思ってはいたけれど……
「慧太くんって、ほんとに綺麗な顔してる……」
前髪から覗く瞳、長い睫毛、整った鼻筋…思わず見惚れてしまいそうになる。

こっそり、彼の髪の毛に触れてみる。見た目以上にさらさらしていて愛おしい、だなんて…

……愛おしい?


まだ、彼に「好き」と言ってもらっていないのに?
結婚したからといって、彼が必ずしもわたしのことを好きだなんて限らない。慧太くんは何か事情があって結婚を急いでいた、とか…?さすがに21才でそれはないか。

彼がどう思っていたとしても、わたしの心臓の鼓動は嘘をつかない。わたしはどうしたって、慧太くんのことが好きなんだなぁ…


彼が目を瞑って完全に寝ていることを確認して、わたしはゆっくりと近づく。
わたしは次の瞬間に、その唇へキスを落とした。
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp