第8章 お勉強の時間です
ジンさんは私を自身の膝の上に股を開いて座らせると、下半身を覆う布をわずかにずらす。
その隙間から長い指をするりと潜り込ませ、表面を撫で開けるとジンさんの指に私の蜜が絡み付いていた。
「ここまで濡れてるとは、ジンさん驚いたぞ?」
「やっ」
恥ずかしさのあまり、思わず顔を伏せてしまうが、ジンさんの長い指が私の顎を捉え正面を向かす。目の前にはジンさんの顔があって、色っぽく私を見つめている。
「ずいぶん溜まってたみたいだな?」
「それはっ。。ジンさんが!!」
今日だって私が限界になるまで愛撫してきたし、それに最近最後までせずに中途半端なところで解放されることが多かったから。
「ジンさんが、どうした?夢の中で出てきたか?」
「うっ」
夢の中に出てきて、愛されてしまったこともあった。でもそれは私の夢の中の出来事で。
「夢の中でどうしてたんだ?俺は。ロロをどうやって抱いてた?」
長い指が私の蜜壺の入り口にぬるりと侵入してくる。
「あっ!!」
びくっと体を震わせながらもこの次にやってくる快感を期待してしまう。
「ほんと、ロロはエッチな娘になっちまったねぇ。いや、もともとエッチだったかな」
「ジンさんの、せい・・・なんですからっ」
ジンさんに何度も抱かれてきた中で、ジンさんの抱かれ方に溺れてしまっている。今だってもう身体はジンさんの熱い塊を欲して、はしたなくトロトロと蜜を落としてしまっている。
「ここで襲うけどいいな?」
「んっ」
返事の代わりに、目の前のジンさんに抱きつき、唇を重ねる。
ジンさんの鷹のような目がさらに細まる。
ジンさんが片手で器用にベルトを緩めズボンのファスナーを下ろし、熱い塊をあらわにする。
私の蜜口の前にそそり立つその一物をあてがったかと思えば、それはめりめりと蜜壺の肉襞をかきわけて最奥部に到達した。
「んーっ!!」
久しぶりのその感覚に思わず声をあげそうになるのを必死で噛み殺す。
声をあげたら誰かに気付かれてしまうかもしれない。
「こんなにすんなり入るとは、本当にエッチだなロロ」
驚いたような口調でジンさんが言ってくる。その実その目は嬉しそうだし、獲物を捕らえた鷹の目のようだった。
「じゃあいただきます」