第8章 お勉強の時間です
「ロロは集中力ないのか?それは困ったな。。」
ジンさんが深刻ぶった口調で言ってくる。
そして、左手を私の服の中に差し入れ、胸を揉んできた。
「やっ!」
突然胸を触られてびくっと震える。
「ジンさん!?やめてくださ。。。んむっ」
振り返って咎めようとしたところを唇を奪われる。
長い舌が唇をこじ開けて強引に入ってきて私の舌に絡みつく。
「んーーーっ!!」
長い長い口づけで、ジンさんの舌が私の口の中を蹂躙してくる。
「お前さんが可愛いから、我慢できなくなっちまったな。。」
ジンさんがにっこりと笑う。
「そういうわけだからロロ、とりあえず1回ヤッとこうか」
「ヤッとこうってちょっと!!」
私が抗議の声を上げようとするのをまた唇を重ねて封印してくる。
「んんんんっ!!!んーーっ!!ちゅぅ」
この人はいつだってこうで強引に私からいろいろなものを奪ってくる。
「ロロもしたいんだろ?」
「・・・」
優しくて色気のある声が耳元で囁いてくる。両手で胸を後ろから揉みながらたまに突起を摘んだりして、刺激を与えてくる。
「とりあえず1回だけな」
1回だけやったら、とりあえず解放されるなら。
私はこくりと頷いた。
「それじゃあお姫様」
ジンさんは私を持ち上げるとくるりと私をひっくり返し対面になるように座らせてきた。
ちょうど向かい合うかたちになり、恋人のような座り方になってしまっている。目の前にジンさんの顔があって、悪い顔をしている。
「準備はどうだ?」
散々口づけをしながら胸を触っておいて、準備も何もない。返事をしない私の下半身にするりとジンさんのゴツゴツした手が伸びて、湿り気を確認したのか、ジンさんの目がさらに細まるのを感じる。
鷹の目みたいだ。
「お前さんをいただくぞ?ロロ?」