第1章 拘束
ズチュン!ズチュン!パンッパン
激しく肉と肉がぶつかる音がする。恥ずかしい水音が部屋中に響き渡り、今まさに野獣に組み敷かれている自分を感じてしまう。
「あっはあっ!!」
「くっ、ロロもういくぞ!!」
ジンさんがひときわ奥深くまで打ち付けてきて、精を放つ。
びゅるるるっ
自分の蜜壺がジンさんの白濁液で満たされていくのを感じる。
「はあっはあっ。。」
私の手の拘束はいつのまにか解かれていた。
私は蜜壺からジンさんの白濁液と私の蜜が混じり合ったものが流れていくのを感じていた。
穢されてしまった。しかも拘束されてたとは言え、あんなに恥ずかしくよがり狂ってしまった。
「ジン、、さん、、もう気はすみましたか?」
私はジンさんの目を見ながら言った。ここで負けたりはしない。
「ロロ、お前はレオンのことをまだ諦めてないのか?」
ジンさんが静かな口調で聞いてくる。
「あ、諦めてます」
やめてほしかった。あんなにも、愛した日々が無かったことになるなんて、そんなこともう、思い出させないで。
「じゃあなんで、お前泣いてんだよ」
「泣いたっていいでしょ?」
ふられたんだから。心の底から愛した人に振られちゃったんだから。
「泣きたいのはこっちなんだよロロ」
ジンさんが真っ直ぐに私を見つめてくる。今度は凄みは無い。
「どれだけお前のことを愛してもお前の心はあいつにとらわれてんだよ」
「ジンさんだって、私のことをそんなに思っても無いくせに、やめてください」
もう、心を壊されるのは嫌だ。好きだって言われても、また捨てられてしまうぐらいなら誰も好きになりたく無い。
「ロロ、お前なぁ。俺がどれだけお前のことを好いてるか、分かってねぇのか?」
「いつも、、そんな軽いこと言ってるんでしょう?」
「あぁ、、お前さんだけにはな。」
嘘ばっかり!絶対にそんなこと信じない。
私が睨み付けると、ジンさんはニヤリと笑った。
「俺が本気であるってまだ分かってない子猫ちゃんにはお仕置きが必要だな?」
顔からどんどん凄みが溢れ出てくる。
ジンさんは私をうつ伏せにして、今度は後ろから挿入してきた。
「あんっ!!!いきなり」