第7章 賭け
息が止まりそうになるぐらい激しい口づけをされる。
「はぁっ」
ようやく解放されて、荒い息を繰り返す私をジンさんがじっと見つめている。
「ジンさん?」
私がジンさんを見返すも、鳶色の綺麗な目が射抜くように私を見つめてくる。
ジンさんは私の目を覗き込みながら
「ロロ・・・、お前さんは一体どこで、男をその気にさせる表情覚えたんだ?」
と聞いてきた。
「そんなの覚えてませんっ」
「天然でこれだとしたら、悪い虫がつくな。。ジンさんがしっかり教育してやるよ」
ジンさんはそう言うと、私の胸に手を這わせ無骨な手で胸を揉んできた。
「ジンさんっ」
恥ずかしくて逃げたいけれどガッチリと体を抱きしめられていて動けない。
「まず第一に、ロロ、他の男の前で酒は飲むな」
私の耳元でささやきながら、胸を揉む。
時折びくっとする私の反応を楽しむように、胸だけを執拗に揉んでくる。
「ジンさんっ胸ばっかりやめて。。」
「第二に、簡単に胸を揉まれるな」
「ジンさんがっやってるんじゃないっ」
むちゃくちゃだこの人。
ていうか、私の胸を揉んでくる人なんてジンさん以外いない。
ジンさんはさらに私の耳元に顔を近づけると
ペロリ
と耳に舌を入れてきた。
「んっ!!」
思わずまた反応する私に
「第三、いちいち可愛く反応しない」
相変わらず胸を執拗に揉みながら、無茶苦茶なことを言ってくる。
「まぁそもそも、男と2人きりで食事なんかするからこうなるんだからな。今後はホイホイ行くなよ?」
「ジンさんがっ強引にデートするって言ったんじゃないですかっ」
息も絶え絶えに言うと、
「ジンさんとデートするってことはこういうの込みだから、仕方ないの」
と軽くあしらわれる。
「そんなの知りませんからっ」
「いーや、ロロも分かってたはずだぞ?それなのについてきたってことは期待してたんだろ?」
悪い大人の顔をしたジンさんが私の真正面にいる。
「ジンさんが期待に応えてあげますよ」
下腹部の下着のすきまから、ジンさんの指が蜜壺に侵入してくる。
「こっちも仕上がってるようだな?」
にゅるにゅると、ジンさんの指に蜜壺がかき回され、蜜があふれるのを感じる。
「んうっっ」
ジンさんの体にしがみつきながら声を押し殺す。