第4章 図書館の秘密
野獣のような口づけをされる。
「んーっふぅっ」
私は逃げようともがくも、またガッチリとした手で捕まえられていて逃げられない。
レオンのとは比べ物にならないくらい、激しいキス。
ぬめぬめと動く舌が私の舌を絡めとり味わい尽くされる。
「ロロは俺のもんだろ?なんで簡単にキスされてんだよ」
ジンさん、ちょっと怒ってる?
唇を強引に奪われながら、ジンさんが私の服をスルスルと脱がしていく。
「だ、だめ!せめてどこか部屋で!」
図書館で襲われるとか絶対ダメだ!他の誰か来ちゃうかもしれないし。
「部屋でじっくり可愛がって欲しいっておねだりか〜」
「ちがっ」
「でもな、俺以外の男の部屋に行こうとする奴はまず、ここでお仕置きしとかないとな」
「やっ」
私はソファーに押し倒される。
服がはだけ、あられもない姿になっている。
「男を誘う服着たらだめだぞ、ロロ」
つつつーっと身体の線に沿って指を滑らされる。
「んっっ」
ビクビクと身体が反応してしまう。これからこの野獣から与えられる快楽を予感して身体が熱くなる。
「こんなにも美味しそうなロロを置いていくアイツも、どうかしてるけどな」
カプリと、胸に吸い付くと、コロコロと胸の先端を転がす。
片方の胸を吸いおわると、もう片方の胸も同じように愛撫する。
「あんっ」
「甘い声出しちゃって、本気になっちまうぞ?」
もうすでに本気のくせに、私の耳元で色気のある声でぞくりとさせるようなことを言ってくる。
ジンさんの顔が私の下腹部に降りていく。
そして、今度はジンさんの舌が私の蜜壺に差し込まれた。
「あっ、やぁん」
ジュルルル!!!
ジュポ、ジュポ!!
ジンさんの舌が私の蜜壺に出たり入ったりする。
ベロベロと舐められて、ゾクゾクとした震えがやってくる。
「ジンさん!・・そんなとこっ・・舐めないでっ」
今まで味わったことのない快感に必死に耐えながら懇願する。
「ロロのここ甘い」
蜜を舐めながら、さらに奥深くに舌を入れてくるジンさん。
私、この国の第一王子にこんな恥ずかしいことされてる!!
舐められながらただただ迫りくる快感に耐える。
感じてしまいピンと立った乳首も胸ごと両方の手で揉みしだかれる。
ひときわ激しく舌を差し込まれた瞬間
「んんんっーー」
蜜壺がビクビクと痙攣し、私はまたジンさんにイかされてしまった。