第2章 彼の部屋で
野獣のようなジンさんに私は何度も貫かれていた。
声が出てしまうといった私に、ジンさんは獣のように唇を奪い、蹂躙した。
「んんん!!!」
何度も何度も絶頂を迎え、そのたびに白濁液を注ぎ込まれた。
「もう、だめ。。」
はぁはぁと肩で息をする私に、ジンさんはさらに熱烈に唇を吸ってくる。
ジンさんの性欲が強すぎて、あれから何度も気を失ったのだが、そのたびにあられもない体勢でジンさんの肉棒に貫かれることになった。
いつのまにか外が白々と明けてきた。
結局、部屋の主人はその日は帰ってこなかった。
私は好きな人の部屋で、別の男に抱かれてよがり狂ってしまった。
「恥ずかしすぎる。。。」
自分のやったことを思い出して頭を抱える。おねだりしたのはまぎれもなく自分だ。
「まーだ、そんなこと言ってるのか」
さすがにもう抱きつくしたのか、ジンさんが隣で穏やかな顔で笑って言う。
相変わらず私を抱きしめつつ、片手で私の胸をむにむにとまさぐってはいるが。
「ジンさんのすけべ」
「俺よりすけべなくせに何言ってやがる」
ジンさんが私の胸の突起をやわやわと責める。
「また乳首立ってるぞ?」
「ジンさんの変態ッ」
「ここで自慰してた奴がそれ言うか?」
「そんなこと言葉で出さないでくださいっ!」
「あーロロ可愛いな」
くっくっとジンさんが笑いながら言う。
「こんだけ抱いてもまだ俺に堕ちてないところが最高に可愛い」
ジンさんがチュッと音を立てて頬にキスしてくる。
「またいつでもヤッてやるからな?」
「もう大丈夫ですっ」
「最後もう一回やるか?」
「だから大丈夫ですって!!」
これ以上まだできる体力あるとか、この人どうなってるの!?
慌てて逃げ出そうとするも、すぐに捕まり、再び快楽の中に身を委ねることになるのだった。。