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明日も君の隣で【twst】

第7章 遊びのくせに【フロ監】


「ん…?」



目を覚ますと、水色の何か。
ほんのり暖かくて、柔らかい。



「んぁ、起きたぁ?小エビちゃん」

「え…え?」

「小エビちゃん一緒に寝ててくれたんだよぉ〜」

「そ、そうですか…はぁ…一緒に…」



まずくない…?
先輩と一緒に寝たって…え?



「オレ熱?なんだって〜なんかだりいと思った〜あはは」

「早くオクタ寮に戻りましょう…こんなとこで寝てる場合じゃないです」

「え〜小エビちゃんも一緒に寝るぅ?」

「ね、寝ませんよ…!」

「ざーんねん。じゃ、小エビちゃんありがとねぇ〜」

「え、何がですか?」



ゆっくりと立ち上がると、先輩は歩いて行ってしまう。
熱なのに歩いて寮まで行くの?危ないじゃん。




「せ、先輩…!」

「なぁに小エビちゃ……」

「小さいですけど…っお供します…!」

「え」

「先輩が倒れたらわた…僕は支えられないので頑張って歩いてくださいね…!」

「小エビちゃ…」

「鏡まで行けば大丈夫ですかね…!がんばりましょう…!」

「…」

「ちょっっっ…!?」

「…はぁ…小エビのくせに…」

「な、なんですか重い…!潰れる…!」

「…好き……」

「…え?」

「いつになったら分かってくれんの…?本気なのに」

「そ…」

「おやおやフロイド。先生の部屋を抜け出してどこに行ったかと思えば…」

「ジェイド先輩…!!」

「ユウさんもいらっしゃいましたか。こんにちは。」


やばい…面倒くさい人に見られたぞ…
どうしよう…

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