• テキストサイズ

明日も君の隣で【twst】

第2章 『先輩』じゃなくて【ケイ監】※微裏(仮)


ぼーっとしたまま授業が終わり、放課後。

いつもならドキドキしながらケイト先輩を待つ——けれど。



「…今はなんだか会いたくないな」

先ほどの光景を見てからモヤモヤしたまま。
マイナス思考が止まらない…


「ユウ?どうしたんだ」
「!トレイ先輩」
「俺で良ければ話は聞くが…」

「………お願いします」






**********************
「なるほどな…ケイトが…」
「いやまだ確定ではないし私の勘違いだと思うんですけど…」
「そういえば昼の件だが」
「…はい」

ケイト先輩の独占欲の話。
どうだろうが今は受け止められそうにない…


「うーん…今はやめておいたほうが良いかもな」
「なんでですか……!やっぱり私なんてどうでも良いってことですか……!」
「落ち着け監督生違うんだ」



その時だった。

「…あれ。なんでユウちゃんがここにいるの…?」


「ケ、イト先輩……」
「………(これはややこしい事になったな…)」



なぜか顔を少し青くしたトレイ先輩は、ケイト先輩に座るよう促した。

「ケイト。何も誤解されるようなことはしていないんだ。ただ…」
「…すみません失礼します」
「おいユウ…!まだ話が」

「……」

「はぁ…これはまずい事になったな…」



出て行ったユウを追いかけて部屋を出る前、ケイトは俺をきつく鋭く睨んだ。

昼の後ケイトにあれだけ言われたのにな……


/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp