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明日も君の隣で【twst】

第6章 そんな君だから【エー監】


「俺は今学園を周って来たが落とし物は見当たらなかった。」

「そうすか…じゃ、諦めます」

「ふん…それでは駄犬。俺の部屋に来い」

「え」


そういうと踵を返して部屋へ向かってしまった。


「い、いや…あの…なんすか…」

「?何も言っていないだろう…コーヒーにミルクはいるか」

「ミルクはいいんで砂糖お願いしまーす」

「生意気な。」

「へへっ」

「…それで、本当は何をしに来たんだ」

「ぶっっっ…!…絵画と話ですよ」

「…話?」

「そ。ハーツラビュルのマリーと話しててーまぁその流れで?」

「わざわざこんな時間にか?」

「だって他の生徒がいると話しにく…いじゃないですか」

「なんだ。恋愛相談か?」

「そっすね」

「…なら実験室の近くのイザベラに聞くと良い。それか学園長室の廊下の突き当たりのウィリー夫人」

「詳しいっすね。あざーす」

「…9時までには寮に戻れよ」

「はーい」


なーんだ。案外優しいじゃん。
そう思いながらイザベラのところに行った。




「よーっすイザベラ。どう?調子は」

「なぁにエースくん。調子?まぁまぁよ」

「ちょっと相談があんだよね。今いい?」

「ダメって言っても喋るくせに。まぁいいわよ」

「ユウからなんか相談受けてる?」

「ユウちゃん?あの女の子よね?」

「そーそー」

「ここは実験室の近くよ?いつも忙しそうだから滅多に話さないわ」

「そっかぁ…」

「役に立てずごめんなさいね。ユウちゃんならキッチンの近くの部屋のハイドさんは?それかその横のシェルね。」

「行ってみるわー。ありがとー」


案外絵画もよく見てんのなー。
今日は月が綺麗だ。

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