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明日も君の隣で【twst】

第2章 『先輩』じゃなくて【ケイ監】※微裏(仮)


「…トレイっ…先輩のこと好きじゃないですっ………」
「……!」
「私はっ……ケイト先輩…しか好きじゃありませんっ……!っ……」
「——っ」
「っ…………」



こんなところでするはずじゃなかったのに。

もっと場所とかさ、時間とかシチュエーションとか。
けーくんだって考えてたのに。








「…く、ち……開けて……」
「んっ……ぁ…」


涙目で見上げてくるユウちゃんに耐えられなかった。

でもまだ——



「っひゃっ……!冷たっ……!」
「———っ」
「ケ、ケイトっせんぱっ………んむっ……」
「『ケイト』」
「っ……」


トレイくんの匂いがするのが嫌で、シャワーの蛇口をひねる。

当たり前にずぶ濡れになる…けど。




「ケイトっ……く、苦しいっ………!」
「…そうだね……っ」
「もっ…無、理っ……!」
「っ……」



ユウちゃんがオレを押し倒すような形で床に倒れ込む。

肩で息をしているユウちゃんは結構苦しそうだった。



おまけにびしょ濡れになったせいで頭のピン取れちゃった。
めんどくさくなって頭のピンを投げ捨て、髪をかき上げる。




「っ……」
「あーあ…オレあんま耐えられそうにないんだけどっ……」
「ひゃっ……!?」


同じくびしょびしょになったユウの髪をかき分け、首筋に印を付けていく。

「ごめんねユウ。」
「…?っ………!」

「独占、したくなった。」

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