第7章 守護神とエース
お昼。
な、ななななんと!クラスメイトの女子からお昼ご飯を誘われてしまいました!
立花柚希ちゃんと柊杏奈ちゃんと言う子です。
柚希「舞花〜!こっちで机合わせて食べよ〜!」
杏奈「私の隣空いてるわよ。」
『は、はい!』
話してみると、2人とも明るくて優しくて、凄くいい人だった。
柚希「いや〜実はさ。ずっと前から誘おうと思ってたんだよね。舞花のこと。」
『んむ?』
私は、メロンパンを食べる手を止める。
杏奈「何だか話すタイミングが掴めなかったの。でもこうやって一緒に食べれることが出来て良かったわ。」
『わ、私も!嬉しいです!』
こうして私は、初めて友達と食べる昼食を楽しんだのだった。
放課後。
山口「ツッキー!部活行こ!」
月島「あぁ。...舞花も。早く行くよ。」
『え、あ、はい!.....ん?』
私は、誘われるとは思ってなかったのと、名前呼びされたことに驚く。
月島「...何。」
『い、いえ!なんでもないです!』
月島「...なら早く行くよ。」
さっさと歩いて行ってしまう月島くんを私は必死に追いかける。
その様子を、山口くんがニコニコと見ていたことも知らずに。