第5章 烏野高校VS青葉城西高校!!
『...何か、ありましたか?』
菅原「!」
つい思っていたことを聞くと、スガ先輩は驚いた表情をした。
『もしかして...さっきの守護神と関係が?』
菅原「...そこまで分かっちゃうか〜。」
スガ先輩は、観念したように話し出した。
菅原「...バレー部にはさ、後2人居るんだけど、ある試合をきっかけに来なくなったんだ。っていっても、1人は1ヶ月の部活禁止で来れないんだけどね。」
『その方たちと、何か...?』
菅原「実は...俺のせいでそうなっちゃった感じなんだ。」
『?』
菅原「俺が旭を頼りすぎた結果、旭のスパイクが何本も止められて、立ち直れなくさせてしまったんだ...そのミスをカバー出来なかったと言った西谷に旭がついカッとなって...。」
スガ先輩...ずっと悩んでたんだな...。
『...私は、その旭先輩という方の気持ちもとても分かります。』
菅原「え?」
私も過去に沢山経験した...。
『いくら頑張っても、好きだとしても、認められず上に行けない。それはとても辛いです。でも...
上があるから強くなれるんです。好きだから頑張れるんです。』
菅原「!」