第6章 イジメ
『わざわざすみませんでした。本当は私がこの5人組と一緒に行かなければならなかったのに』
クルーウェル「気にするな、仔犬。これも教師の務めだ」
『ありがとうございます』
笑おうとしたのか少し歪な笑みを浮かべ、頭を下げる
レオナ「相変わらず下手くそな笑みだな」
『表情筋動かないんですよ…昔から』
怒る、笑う、悲しむ、楽しむ
それらは表情に出やすいがの場合は、雰囲気や行動で示す事が多い
顔は無表情なのだが
クルーウェル「弟はどうだった。仔犬」
『優とグリムは大丈夫でした。1日安静にしてれば何もないと思います』
雰囲気は先程より静かで落ち着いていた