第10章 ついにバレました
グリム「怒ってないのか?」
『ん?誰に?』
ユウ「僕達に…」
はそんな事かと思う
そして軽くペシッと2人にデコピンを食らわせた
『はい、おしおき終わり。あ、サムさん』
サム「ん?何だい?小鬼ちゃん」
優しさは時に毒となる
そして麻薬の様に絶対的に離れがたくなる
もっともっと求めてしまう
『優の分のシャツも欲しいんですけどあります?』
サム「インストックナウ!何でも揃ってるよ。でも何であんなにボロボロだったの?」
『あー…私を輪姦しようとした奴らを懲らしめました。優とグリムは巻き添えですね』
無表情で言うの目の奥には、微かに怒りの感情が出ていた
輪姦しようとした奴らへの怒りではなく、自分の不甲斐なさの怒りだった