第10章 ついにバレました
手が伸びてきて、のシャツが破かれ、ボタンが弾け飛んだ
『(マジかよ…。やりやがったコイツら)』
ガチガチに巻かれたサラシに、変色した肌
「ほらな?こいつ女だっただろ?」
「皆で輪姦(まわ)そうぜ?」
グリム「ぶなぁぁぁッ!」
グリムがを守る様に青い炎を吐く
「このクソ狸!」
「あっつ!」
騒ぎを聞き付けたNRC生達は何だ?何だ?とやって来る
『ありがとう、グリム』
はグリムにそう言うと、負傷している左足で高く飛ぶと、右足で相手の顔面を蹴り飛ばした
そして優とグリムを奪還する