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天使の様な君とワルツを

第10章 ついにバレました


昏睡から1ヶ月

「お前って本当は“女”なんじゃねーの?」

「あー、思ってた!」

「確かめてやるよ!」

壁際に追い詰められたはギリッと奥歯を噛み締めた

『(面倒臭い事になった)』

ただでさえ昏睡状態の時に色々迷惑かけたのに、厄介事は減る所か増えるばかりだ

『(魔法で手と足やられたしなぁ)』

逃げる際に右手と左足をやってしまった
そして壁際
相手は10人以上で、負傷の1人

ユウ「兄さん…」

「おっと、逃げんなよ?」

グリム「ふなぁ!離すんだゾ」

しかも優とグリムを人質に取られたは抵抗出来ない
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