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天使の様な君とワルツを
第9章 少女昏睡状態
ユウ「おっ起きなかったら、どうしようって…!」
グリム「怖かったんだゾ…!」
『うん、ごめんね』
優しく撫でられる頭に優しい声
トクントクンと鳴る鼓動
『怖い思いさせちゃったね』
ギャンギャン泣く2人はギュッとにしがみ付く
離さないという様に
─────
───
─
泣き疲れた2人はの腕の中でグッスリと寝てしまった
『可愛いなぁ…』
どうしてこんなに可愛い子達を放っておこうとしたのか自分でも分からない
涙で真っ赤になった頬と残った涙を優しく手でソッと取る
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