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天使の様な君とワルツを

第9章 少女昏睡状態


side

「兄さん…」

「」

「おい、草食動物」

「さん」

「子じゃが」

「氏」

「起きてくれ。」

「そろそろ起きるんだゾ!」

誰だろう?兄さん?誰の事?
眠いんだ…とても
お願い、もう少し寝かせて

「このまま死ぬのか?」

「そんな事はない!」

「オルトも待ってるよ」

煩い煩い煩い!
寝かせてよ!ここはとても居心地がいいの
私は何故か声が聞こえない所を探して歩いた
ほっておいて
今は独りにして
ちゃんと寝たら起きるから
いつもの私に戻るから…
あれ…いつもの“私”って誰だっけ?
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