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天使の様な君とワルツを

第9章 少女昏睡状態


ポムフィオーレ寮

ヴィル「本当なの!ルーク!エペル」

談話室でヴィルの声が響く

ルーク「本当だよ、毒の君。昨日の飛行術の時間トリックスターが倒れた」

エペル「はっはい。お…僕もそう聞きました」

ヴィル「なんてこと…」

あの時自分がしっかり保健室に連れて行けばとヴィルは溜め息を吐き出した

『ヴィル先輩はいつも美しいですね。たまに可愛いですけど』

そう言って優しく頬を撫でられた事をヴィルは思い出す

『貪欲なのはいい事です。美しくありたいのも当然です。それに男も女も関係ないです。ヴィル先輩はMirror何かに頼らずとも証明してますよ。新しく出てきたネージュ君が珍しいだけです。私はヴィル先輩の方が好きです』

微かに微笑み、ヴィルの頬を撫でた
その言葉にヴィル自身が救われた
Mirror何か関係ない
ヴィルはあの撫でた手が懐かしく思う

ヴィル「後でお見舞い行くわよ!ルーク、エペル」

ルーク「oui!トリックスターが居ないとか考えられないからね」

エペル「はっはい!僕もクンにはお世話になってますから」
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