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天使の様な君とワルツを

第9章 少女昏睡状態


ジェイド「そういえば見てませんね」

フロイド「また小エビちゃんと鬼ごっこしたかったのに〜」

アズール「どうやらさんは昏睡状態らしいですよ」

アズールの言葉に双子はアズールを見た

フロイド「どういうこと?アズール」

ジェイド「昏睡状態とは何かあったんですか?」

フロイド、ジェイドの中ではお気に入りらしい

アズール「使えないイソギンチャク3人組から聞いたんです。どうも飛行術の時間に倒れたらしいですよ」

飛行術と聞いて2人は顔を顰める

アズール「ジェイド、フロイドお喋りはそこまでです。仕事の時間ですよ」

フロイド「えー。あ、ねぇねぇー後でお見舞い?行こうよ」

ジェイド「それは良いですね。ね?アズール」

アズール「好きにしなさい」

フロイド「えー?でもアズールも行きたいんでしょう?」

ジェイド「先程からウズウズしてますしね」

それを聞いたアズールはなっ!と声を上げた

『アズール先輩は生粋の努力家です。魔法は努力に敵わない。アズール先輩貴方は学園長さえも困らせた凄い人です。けれど努力し続ければ壊れてしまいます。フロイド先輩やジェイド先輩が居るんですから少しは肩の力を抜いてもいいんじゃないですか?』

情けない姿を見せたアズールを優しく慰め、そっと肩に手を置いた
その言葉にアズールは救われた
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