第6章 イジメ
『優は私の大事な弟だ!優が居るから私は強くいられる。頑張れる。だからそれ以上私の大事な弟を優自身で嫌いにならないで』
その言葉に優は目をパチクリとさせて、またポロポロと泣き出した
ユウ「ごめん…ごめん…なさい…」
『……ここは生き辛い?』
の言葉に優は小さく頷いた
ユウ「帰りたい」
『……そう。なら優…こんな所で立ち止まってはいけないね。体術で敵わないなら此処で勝負でしょ』
は自分の頭を人差し指で指す
『魔力が使えないからって馬鹿にする奴らはおツムが弱いからね。知力と閃きと努力でテストいい点取ろう』
が静かだが凛とした声で言うと優も頷いた