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天使の様な君とワルツを
第6章 イジメ
保健室──
ユウ「ん…」
『起きた?優』
優が目を覚ますとは本を読んで待っていた
ユウ「姉さん…」
優は誰も居ないことを確認すると、を“姉”と呼んだ
『どうした?』
口調は崩さないだが、目元は優しい
ユウ「……僕守れなくって…」
ポロポロと泣き始める優
『うん』
ユウ「何も出来なくて…」
『うん』
静かに頷くは、スっと優の涙を拭く
ユウ「出来損ないで…ごめんなさい」
『優。そんな事ない』
凛とした声と目で優を見つめる
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