【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第24章 神の裁き?
夜神『で…では、竜崎はやはり、キラは、あの中にいると…。』
そう言った総一郎に、Lが考えながら答える。
竜崎「Kaoriが見たと言っていた夢と…ポテトチップスの袋…。そして、カメラを付けている間の、夜神月のあの状況下での対応…。そして、キラの裁き…。
キラは、ほぼ夜神月で間違い無いだろう…。しかし、今はまだ、夜神月が、キラだという確たる証拠が、全て出揃(でそろ)っていない…。」
そう考え、総一郎には、こう言った。
竜崎『…ですから…5%です。』
そう話したLの言葉を聞いて、捜査員が、改めて意見を出し合う。
松田『しかし、カメラも駄目となると、もう一人一人、取り調べるくらいしか…。』
相沢『もし、キラがいるなら、尋問している相手を、殺しにかかるだろう。』
松田『だから、前のL。いや、竜崎の様に、こっちは顔を見せずに、取り調べるんです。』
相沢『駄目だ。それでも、こっちが、キラとして疑っている事を見せてしまうのは、危険過(す)ぎる。』
夜神『確かに…そうだ。尋問するなら、ある程度の確証を得て、こっちも、それなりの準備をしてからだ。』
そう、捜査員達が話している間、Lは、Kaoriの入れてきたコーヒーをかき混ぜながら、考える。そして、そんなLを見たKaoriが、Lに言う。
香織『Lは1人じゃないからね。わたしが、側に居る。1人じゃ良い案が浮かばなくても、二人なら良い案が浮かぶかも知れない。』
そう、前に私が言った言葉を、今度は、Kaoriが言った事に少し驚きながら、そんなKaoriを見て思う。そうだ…。私の側にはKaoriが居る。
竜崎『そうでした…。1人では、無理でも、2人なら、良い案が浮かぶかも知れません。Kaori、一緒に考えてもらえますか?』
そう言った私に、Kaoriが微笑みながら言う。
香織『うん!勿論!』
そう言い、私を見た。そんなKaoriに私も少し微笑み、今度は2人で、考える。
竜崎『…まず、監視カメラが付いている間にも、キラによる殺人は行われていた。仮に、念じるだけで人を殺せたり…。』