【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第21章 小型液晶テレビとノートの切れ端回収
そんなKaoriをLは見送った。
そして総一郎は、Lが言った言葉に、少し落ち込んで下を向いたまま、どうしたら家族の潔白を証明出来るのだろうか、と考えていた。
そして、LはKaoriを見送った後、少し離れた所にいるワタリの所まで行き、ワタリに言った。
L『ワタリ、すぐに、夜神家周辺のゴミ収集車を当たって、夜神家の地区を回る担当を見つけ、話しを通してくれ。そして、明日、夜神家が出すゴミだけを回収するように手配を。
そして、その中から、コンソメのポテトチップスの袋だけ処分しないよう指示を出して、その中に入っている、小型テレビと、紙の切れ端だけを回収するように伝えてくれ。』
そう話したLに、ワタリが返事をする。
ワタリ『わかりました。』
L『それと、その際(さい)。南空さんにも連絡を取り、その回収した、ポテトチップスの袋の中に入っていた、回収した物を、彼女に渡すよう、話を通しておいてくれ。』
ワタリ『南空さんですね。わかりました。』
そうLが指示を出した後、ワタリはすぐに両方に連絡を入れる。
そして、連絡を受けた南空は、少し呆れていた。
南空『わかりました。では、その回収された物を、私が受け取ればいいんですね。』
ワタリ『はい。Lはそう言っています。』
そんなワタリの話しを聞いた南空が、ワタリに確認する。
南空『今、そこに、Lは居(い)ますか?』
ワタリ『はい。おります。』
南空『では、少し替(か)わって頂けますか?』
ワタリ『わかりました。L、南空さんが替わって欲しいと。』
L『わかりました。お久しぶりです。南空さん…。』
そう、普通に普段と変わらない様子で話すLに、脱力を覚えながら、Lに言う。
南空『貴方は相変わらず、いきなりなんですね。取り敢(あ)えず、その受け取る予定の物が何か、詳しく説明をして頂いてよろしいですか。』
そう言った南空に、Lが答える。
L『わかりました。物は小型のテレビと、ノートの切れ端になります。』
南空『小型のテレビと、ノートの切れ端?』