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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第21章 小型液晶テレビとノートの切れ端回収


そして、しばらく黙ってワタリの話しを聞いていたLが、話し出す。

竜崎『夜神さん宅は、その時間、奥さんと娘さんは、ドラマを見ていた。そして、ドラマが終わると、テレビを消し、その後は一切見ていない。

息子さんは、7時半過ぎから11時現在まで、勉強しかしていない…。両家共に、テレビを受信出来る携帯を持っている者はいない。

そして、携帯やパソコンで、メール等のやり取りすらしていない。キラは殺人に、顔と名前が必要。そのニュースを見ていなかった者は、キラではない…か…。』

そう話したLの袖(そで)を、Kaoriが少し引っ張って、心配そうにLを見た。そんなKaoriの手を握り、大丈夫ですと言う様に、少し微笑んだ。

そして、そんなLの説明を聞いた総一郎が、勢いよく言う。

夜神『うちの家族は、これで、潔白ですね!!』

そう言った総一郎の言葉を聞いて、Lは考える。

竜崎「……やはり、なんとしても、あのポテトチップスの中にあるだろう、小型テレビとノートの切れ端は、回収する必要がある…。」

そう、頭では考え、総一郎にはこう言った。

竜崎『今日のキラは、ずいぶんと罪の軽い者を、報道されて、すぐに殺しましたね…。』

そう言ったLの言葉に、総一郎は思わず黙った。

夜神『…………』

そして、さらにLが続けて話す。

竜崎『そして、カメラを付けて初日だというのに、夜神家は、面白いほどすんなり白だ…。』

そう話しながら、Lは、親指の爪を噛んだ。

そして、Lのその説明を聞いた総一郎が、そんな、という表情をして、肩を落とし、落ち込んだ顔をして、下を向いた。

そして、カメラの向こう側では、夜神家の家族が眠りに就(つ)いた。そして、そんな様子を見たLが、総一郎に声をかける。

竜崎『夜神さん。取り敢(あ)えず、少し休憩を入れましょう。寝ている間は、特に目立つ行動などは、無いと思うので…。』

そんな、Lの言葉を聞いたKaoriが言う。

香織『なら、わたしはちょっとキッチンに行って、紅茶を入れてくるね!』

そう言って、Kaoriはキッチンに向かった。
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