【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第18章 カメラ探し
リューク『おっ、ここにもカメラ発見!机の上は、ここからのカメラだけでも、バッチリだ。』
そう話しながら、リュークはカメラを探し、月は考えを巡らせる。
月「そして、その報道を僕が見ていたか、見ていなかったか…。Lの判断材料は、まず、そこにあるはず…。今まで、テレビで報道されてきた犯罪者は、その日か、遅くとも、次の日には裁きを下してきた。
つまり、僕が今テレビを点(つ)け、新たな犯罪者の報道がされていて、なおかつ、その犯罪者が、今日、または明日中に死ぬと、Lは僕がキラだと疑う事が可能になる。
だからといって、僕がテレビをずっと点(つ)けずに、犯罪者の報道を得(え)られない様に振る舞っていても、犯罪者が急に裁きを受けなくなり、それがテレビを見ていなかった時と重なり、また僕を疑う事ができる。
しかし、僕がテレビもパソコンも一切点(つ)けず、何の情報も得てない時に新しく報道された犯罪者が、死んでいったらどうだ!!夜神月はキラではない。
そう判断するしかない!!そうとも!キラは殺人に顔が必要!そして、その情報源はすべて、テレビやインターネット。Lには、わかりきっている事だ。
僕が情報を得ていないのに、犯罪者が死んでゆく、そうなれば、僕は白だ!!いいだろう、やってやるよL!!」
そこまで考えた時、下の階から、声が掛(か)かった。
粧裕(さゆ)『お兄ちゃーん。ごーはーんだよー♪』
その声を聞いた月は、部屋から出て、下の階に移動する為(ため)ドアを開ける。そして、ドアを開けたと同時に、リュークが月に声を掛ける。
リューク『月、俺はとりあえず、この部屋のカメラを、全部探し出す。もう6個、見つけたぜ。』
リュークのその声を聞きながら、月は今度はこそ、下の階に移動した。