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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第18章 カメラ探し


月「…Lの差し金(がね)か…? もしLがやっているとしたら、どこまで絞られている?」

そう考えながら、月がわざとらしくため息をつきながら、言った。

月『はーっ、また表紙に騙された…。』

そして、また考える。

月「最低でも、レイ=ペンバーが調べていた者の中の、誰かまで絞っていなければ、ここまではしない…。いや、それだと、ペンバーが調べていた者の、全ての家に、カメラを付けている事になる。

そこまでしているのか? 普通に考えると、それは無理だ…。もっと絞られているな…。いや、何人に絞られているのか、そんな事を考えるのは、無意味だ。

こうゆう時は、僕だけが疑われていると考え、行動するべきだ。大丈夫だ。こうゆう事態に備え、前もって、こんな本まで用意して、色々準備をしてきたんだ。

先を越して、前もって、色々準備が出来ている僕の勝ちだ!!」

そう考えながら、僕は、あらかじめ仕込んで置いた本に、雑誌を仕舞(しま)った。

そんな月の行動を、カメラ越しに見ていたLは、南空が、言っていた事を思い出していた。

L「コレか…南空ナオミが話していたのは…。」

Lがそう考た時、隣で同じようにカメラを見ていたKaoriが、小さな声で、Lに言う。

Kaori『L、もしかして、あれが、ナオミさんが言ってた?…』

そう言ったKaoriに、Lが答える。

L『はい…。あれの事だと思います。』

そう、LとKaoriが話している時、月の方は、前もって仕込んでいた事を、頭で整理しながら、考えていた。

月「前もって、三週間先まで、犯罪者は死んでいく様に、デスノートには記(しる)してある。しかし、キラは死の時間も操れるという事も、Lには示(しめ)している…。

だから、もしこの状況で、Lとの戦いが行われているのなら…。僕が監視されている間に、報道されている犯罪者が死んでいくかどうかが、一つの鍵だろう…。」

そうして、月が色々考えている間、リュークも必死に他のカメラを探していた。
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