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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第17章 死神とリンゴ


リューク『おいおい、今から盗聴器や盗撮の本を買って勉強する気かよ。』

そう言ったリュークに月が答える。

月『まあね。ところでリューク、リンゴはどうなる?』

そう言った月に、リュークは意味が分からないという顔をした後、月を見る。そして、そんなリュークに月が、答えた。

月『僕にはリュークが見えているから、不自然には見えない…。でも…もし、カメラを通して観(み)たら…。』

そう話した月の言葉にリュークが気付いた様に言う。

リューク『あっ…。 部屋に監視カメラが付いてるとなると…。 俺の胃袋…いや、口に入ってしまえば、リンゴは見えないが、持っている時は、宙に浮いて見えるな…。』

月『やっぱりな。そうだろうと思ったよ。死神は死なないから、餓死もしない。つまり、リンゴをあげなくも問題はないな?』

そう言った月に、リュークが慌てた様子で言う。

リューク『ち…ちょっと待ってくれ月。俺に取ってのリンゴっていうのは…。そうだな…。人間でいう酒や煙草みたいな物で…ずっとないと、禁断症状が…。』

月『どんな禁断症状が出るんだ?』

リューク『身体をムチャクチャにひねったり…逆立ちしてみたり…。』

そう答えたリュークに月が言った。

月『見たくないな…。』

リューク『だろ?』

しかし、そんなリュークに、月が冷たく言う。

月『いいかリューク。そうじゃなくても、僕は「死神はリンゴしか食べない」とLにヒントを与えてある。』

そう話した月に、リュークが少し驚いた様子で言う。

リューク『いつの間に…。』

そう言ったリュークに、月が説明しながら言った。

月『とにかく、どうしてもリンゴが食べたかったら、カメラが付いているか…。そして、もし付いてたら、その位置を、リュークが家中調べるんだ。そして、全部見つける…。』

そう言った月に、リュークが言う。
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