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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第15章 Lと南空2人の考え…


L『そうですか、ありがとうございます。』

Lがそう南空に言った後、南空がLに言う。

南空『それと言われていた事ですが…。』

そう南空が言ったので、Lは黙って南空の次の言葉を待った。

南空『確かに、夜神月のあの徹底振りは、普通ではないと感じました。「夜神月」…。彼の部屋はあまりにきっちりし過ぎていて、徹底しています。

彼は間違いなく、自分が留守中、誰か部屋に入って居ないかチェックしています。ドアには紙切れを挟み、本棚には、参考書や六法全書がきっちり並べられていましたが…。中には、フェイクの物もありました。』

南空のその言葉にLが返す。

L『フェイク?』

南空『はい。確かに本棚には、本物の参考書や六法全書などがありましたが、中には参考書や六法全書と書いてあっても、それは表紙だけでした。

その中に実際入っていたのは、グラビア雑誌や写真集などが入っている物でした。17歳であれば、当然、あっても何も、おかしな事ではありませんが…。

あまりにも巧妙に細工されているので、パッと見では分からなかったと思います。私も実際に手に取り確認するまでは、気付けませんでした…。

この細工の仕方から、彼のIQの高さを思い知らされた気がします…。ただ、一つだけ…どうしても納得が出来ない…というか、違和感が残る場所が…。』

そう南空が言った言葉にLが聞き返す。

L『違和感が残る場所…?』

南空『はい。確かに本棚や、部屋はきっちりしていて徹底しているんですが…ただ一つ…机の引き出しの部分にだけ、何故か、鍵が差(さ)したままだったんです…。

気になったので、試しにその机の引き出しを開けてみた所、中に入っていたのは、日記だけだったんですが…。その他の場所が徹底し過ぎているだけに…違和感が…。

なので、私には、わざと、その引き出しに鍵を差(さ)したままにしている様な気がして…。確かに、鍵を差(さ)したまま、忘れているという事は、あり得る事だとは思うんですが…。

彼に限っては、何故かあり得ない事の様な気がして…。私には違和感が拭えません。』

Lは、南空のその話しを聞いて考える。
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