【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第15章 Lと南空2人の考え…
L『…黒いノート…。そして、そのノートに書いてあった文字は【DEATH NOTE】…。その文字を訳すと死のノート…。
そのノートから、何枚かページを切り離し、いくつかに分けて、財布や時計に入れる…。そして、本体のノートはそのまま机の引き出しに戻し…。
上から隠すように木の板を置き、目に見えない様にする…。紙片を分けて財布や時計、大きさが違う物に入れている事を考えると…。
紙片の大きさは、バラバラである可能性が高い…。大きめのページであれば、何かに挟み込み、小さめの場合は、小物などに入れて持ち運び、何処にでも仕込む事が出来る…。
それこそ、ポテトチップスの袋に小型テレビなどと一緒に入れる事も可能…。一番気になるのは…名前…。ですね…。
ノート等に名前を書くというのは別段不思議な事ではありませんが…。これまでの一連の流れを思うと…。どうしても違和感が拭えない…。あまりにも、あからさま過ぎる…。
死のノート…ページの切れ端…小型テレビ…名前…。キラは自分の手をくださず、人を殺す事が出来る…。そして、キラが殺しに必要なのは、顔と名前…。』
そのLの説明を聞いていたKaoriが驚いた顔をしてLを見る。
Kaori『L、もしかして…!』
そう言ったKaoriにLが話す。
L『ええ…もしそうなら、そのノートが見つかれば、もっと何か分かるかも知れません…。ただ、これで、南空さんが言っていた事は、やはり、当たっていたと言う事ですね。』
そのLの言葉を聞いたKaoriがLに聞く。
Kaori『ナオミさんが言っていた事?』
L『はい。監視カメラと盗聴器を二軒の家に設置する際(さい)、南空さんにも同行してもらい、何か気になる事や気付いた事があれば、報告してくださいと伝えました。
彼女は優秀なFBI捜査官だったので、彼女なら、何か気付く事があるだろうと、そう考えました。そして、設置し終わった後、南空さんから、報告がありました。』
Lはそう話した後、南空の報告の内容を、今度はLがKaoriに話し出す。
南空『L、今、監視カメラと盗聴器の設置が終わりました。』