【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第13章 1月8日
その日、月は友人2人と話しながら、家に帰って来ていた。
友人Y『つまり、日本の2004年は、不景気ながらも、犯罪は減って、平和に始まったわけよ。』
月『正確には、犯罪はキラの大量殺人ため増加にあるが、それが他の犯罪の抑制(よくせい)となり、一見(いっけん)平和に見えるんだ。』
友人『月の方が正しい。』
月と友人は、そんな話をしながら、家への道を帰って来ていた。そして、一番最初に家に着いたのは月だった。
月『じゃあな、今からでも、年賀状の返事出せよ。』
友人Y『悪いな月、俺、女子にしか出さない主義なんだ。』
そう話した後、月は友人と別れ、家に入ろうと玄関を開ける。しかし、玄関には鍵が掛(か)かったままだった。
月『ん?』
月は最初、家族が気付いていないだけかも知れないと思い、まずチャイムを鳴らした。しかし、家の中からの反応は無かった。
月『なんだ、誰も帰ってないのか…。』
そう呟(つぶや)いた後、自分の持っている鍵を使って玄関を開けた。
その様子を、Lと夜神総一郎は、二人で設置された、監視カメラで見ていた。
その様子を見ながら、Lが夜神に話す。
竜崎『夜神月…カメラを付けた者からの報告では、彼は自分の留守中、部屋に誰か入ってないかチェックしています。』
Lがそう夜神に話した。そんなLの言葉を、夜神は黙って聞きながら、監視カメラに映った月を、Lと見ていた。
そして、さらにLが続けて夜神に説明する。
竜崎『それ以外は、部屋に怪しい物はなし。』
そうLと夜神が監視カメラを見ながら話していると、カメラの前の月が、自分の部屋のドアを開け部屋に入る映像が映る。
ただ、映っているのは、背中なので、その時の月の表情などは残念ながら見えない。
竜崎『部屋に入りますね。彼の部屋内の監視カメラは、ナンバー85からになります。』
そうLが夜神に説明する。