【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第2章 南空ナオミ
そして、お願い…。そう願いながら、わたしは眠りについた…。
その夜、わたしはある夢を見た…。その夢というのは、レイと呼ばれる男性と、ナオミという女性が話している夢だった。
ナオミ『お帰り、レイ。何かあったの? 大きな溜息(ためいき)なんか着(つ)いて。』
レイ『今日、偶然バスジャック事件に巻き込まれた。』
ナオミ『バスジャック?』
レイ『ああ、二日前銀行を襲った犯人が、今度はバスジャックさ。日本も怖い国になったものだ。』
ナオミ『そのバスに貴方も乗り合わせたって事?』
レイ『ああ、結局犯人は、バスを飛び降りて、車に跳ねられたけどね。』
ナオミ『その犯人、死んだの?』
レイ『ああ、多分な…。 急いでその場を離れたから確認は出来なかったが。』
ナオミ『ねぇ、それって本当に偶然だったのかしら? だってキラ捜査の為に、誰かを調べていてそのバスに乗ったんでしょう? そこで偶然、犯人が死んだ…。それって…。』
レイ『ナオミ、君は確かに優秀なFBI捜査官だった…。でも、今の君は僕の婚約者(フィアンセ)でしかない…。
キラ事件には、口を出さない。危険な行動は取らない。そうゆう約束で、こっちの君の両親に挨拶する為に一緒に連れて来たんだ。』
ナオミ『レイ、ごめんなさい…つい癖で…。』
レイ『ああ、すまない。責めてる訳じゃないんだ。家族が出来れば、自分が捜査官だった事を忘れるぐらい忙しくなって。
癖なんて出る暇も無くなってしまうさ。それよりは、あのお父さんになんて挨拶すれば好感度が上がるか、考えてくれよ。』
ナオミ『ふふふ。』
それから、しばらくしてから、レイが死亡したという連絡が入る。
ナオミ『死んだ…レイが…いいえ…。キラに…殺された…。レイ…貴方の仇(かたき)は、必ず私が…。』
そう決意して、ナオミと呼ばれた女性が、事件を調べ始めた…。
ナオミ『レイはあの日、確かに「新宿に行く」と言っていた。 その日に駅周辺で、罪が無いと言ってもいいぐらいの、四人もの人が、心臓麻痺で死んでいる。
それに、バスジャック…。偶然なんかじゃ無い。私の考えが正しければ、キラは心臓麻痺以外でも、人を殺せる…。』
ナオミとゆう女性は、そう言って警視庁へ向かう。そして、警視庁に入ってすぐ受付に向かい。そこで受付の人に要件を伝える。