【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第101章 月の情報収集💻
僕は粧裕にそう言いながら、自分の部屋に戻ろうと階段に足を掛けた。
そんな僕に、少し恥ずかしそうに、照れた様子で顔を赤くした粧裕が、焦った様子で僕にこう返す。
粧裕『えっ?そんなの頑張らないもん。』
そんな粧裕を見た僕は、微かに笑いながら、改めて階段を登り始めた。そしてそんな僕に、母さんが声を掛ける。
幸子『あ、月ご飯は?』
そう声を掛けて来た母さんに、僕は敢えてこう答える。
月『ん?ああ、それならホテルのルームサービスで済ませた。』
そう返した僕の返事を聞いた粧裕が、少し興奮気味に、茶化す様に、少し大きめの声で言う。
粧裕『ぎゃーーっ!お兄ちゃん、ホテルって何?何?何?問題発言ーー。』
そんな粧裕の声を聞きつつ、僕はいつもと同じ様に、部屋に入り、鍵を掛けて。机に移動し椅子に座った。
そしてそれと同時に、リュークにあらかじめ聞こうと思っていた事を聞く。
月『さてと…。リューク…聞きたい事がある。』
そう切り出した僕に、あらかじめ何を聞かれるのか、察していたらしいリュークが僕に言う。
リューク『あっ……。やっぱり?………。』
少し面倒くさそうな様子で、そう呟いたリュークを無視しなが、自分が聞きたい事を聞く。
月『答えられるなら、答えてくれ。まず人間界で死神同士が会ったら。その死神に声を掛けたりしていいのか?』
そう質問した僕に、リュークが答える。
リューク『どうだろう?』
そう答えたリュークの答えに、僕は、一瞬頭の上に疑問符を浮かべた。そして改めてリュークに問う。
月『?どうゆう事だ?』
そう返した僕に、リュークが説明する。
リューク『俺自身は、人間に憑いた時点で、憑いた人間の許可なく、そういう事をするのは、ルール違反だと思うが。
特に、そんな掟はないから、相手の死神は、話し掛けてくるかも知れないな。』
僕はそんなリュークの話しを聞いて、一瞬考える。
月「なるほど…。要は、その人間に憑いた死神次第と言う事か。」
そう解釈した僕は、心の中ではそう言いながら、口ではこう言う。
月『なるほど。早い話し、その人間に憑いてる死神によるって事か。じゃあもし、偽キラの死神が、リュークと違う考えの死神だったとしたら。』