【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第100章 月と松田
ナオミ『やっと一段落ね。後は私達も22日に備えて休むぐらいかしら。』
そう言ったナオミさんに、わたしも苦笑いを浮かべながら、同意する。
Kaori『そうですね。本当なら話していたのは、数時間ぐらいだったのかも知れないけど。何か色々あり過ぎて、何十時間も話していた様に感じました。』
そしてそんなわたしに、ナオミさんも同じ様に、少し疲れた様な感じで返す。
ナオミ『本当にね…。』
そう話したわたし達は、お互いに苦笑いを浮かべていた。そんな中、わたしは心の中で、呟く。
Kaori「何か、どっと疲れた。何で月君、あんな事言ったんだろう。」
わたしは心の中でそう呟きつつ、その時の月君の言葉を思い出していた。
月『僕も香織さんと、もっと仲良くなりたいな。どうかな、香織さんさえ良ければ、お互いの事をもっと知る為に、今度一緒に出掛けない?』
その言葉を思い出し、溜息をついた。
Kaori「はあ…。今は考えるのはよそう。よけいに疲れそうだし。」
そう思った私は、頭の中を切り替える為、別の事を考える。
Kaori「そう言えばこの前、ネットを見ていた時、気になったあの茶葉。ワタリさんに話したら、すぐに手配してくれて、この間「届きました。」って言ってたな。
ナオミさんもそうだけど、Lも表情にはあまり出さないけど疲れてそうだし、せっかくワタリさんが、あの茶葉を手に入れてくれたんだもん。今から入れて来ようかな?
うん、そうしよう!それに、せっかくならLとナオミさんの驚く顔も見たいもんね!二人なら、知っている茶葉かも知れないけど、少しくらいなら、驚いてくれるかも…。」
わたしは二人の驚いた顔と、その後の笑顔を思い浮かべて、自然と笑みが浮かんだ。
そんなわたしに気付く事なく、Lとナオミさんは二人で何か話しているみたいだった。そんな二人に、わたしは、笑顔で声をかける。
Kaori『そう言えばこの前、ネットを見ていた時、すごく、気になる茶葉を見つけたんです!ワタリさんに話したら、早速手配してくれたので。これから飲んでみませんか?』
笑顔でそう聞いたわたしに、Lとナオミさんも、笑顔で返す。