【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第99章 22日の、最終確認 📌
そして月に視線を向けたまま、月の説明に耳を傾けていた。
そんな中、自分の服の裾を引っ張るKaoriの思いに気付いたLは、顔は話しているメンバーの方に、向けたまま、そっと香織の手に自分の手を重ねた。
それと同時に、KaoriはどうしてLが、Kaoriの手に、自分の手を重ねたのか、その瞬間理解した。
Kaori「Lの手の暖かさと力強さが、わたしに、大丈夫だって、伝えてくれてる。」
そう感じたわたしは、いつの間にか、笑みをこぼしていた。
そんな香織に気付いたナオミも、そんな香織を見て、微かに笑みをこぼした。
そして、しばらく月の説明と警察メンバーのやり取りに、目と耳を傾けていたLは、改めてこう切り出す。
竜崎『そうです。私は、キラは殺人に顔と名前が必要だと考え、皆さんの前に姿を出しましたが。もう状況が、違ってきています…。
第二のキラは勿論の事、キラも顔だけで人を殺せる。その様になるのも、時間の問題かも知れません。そうならない様。
この機会に第二のキラだけでも捕まえたい。と言うのが私の本音です。取り敢えず、決行は22日。それまで、身の周りには、十分注意して過ごしてください。』
そう話すLの言葉に、その場にいる月以外のメンバーは、すぐに頷いた。
ただそんな中、月だけは、Lの話を聞きつつ、こう考えていた。
月「取り敢えず、こんな所か…。帰ったら、22日の青山と渋谷に関しての情報は、徹底的に調べる必要があるな。」
そんな月に、今まで黙って捜査メンバーのやり取りを見ていたリュークが、笑いを含んだ声で言う。
リューク『月、また面白い事になりそうだな。』
そう言って、リュークはニタリと笑った。
そしてそれと同時に、話し合いが終わり、その場で、捜査員達は、解散になった。そして本部には、いつも通りKaoriとL。そしてナオミだけになる。
そんな中、一番最初に声を発したのは、ナオミだった。